チャートの形を覚える前に。初心者が「通貨の強弱」をAIに丸投げすべき理由

「FXは上がるか下がるか、誰にも読めない」

僕がFXを始めたばかりの頃、ある場所で目にしたこの言葉に、
なぜか少し救われたような気がしました。

元々、エンジニアをしていた僕は、
どうしても物事を「原理」や「理論」で考えようとします。

でもFXの世界は、調べれば調べるほど
聖杯探しのような、どこか実体のない情報が溢れているように見えました。

そんな中で出会ったこの言葉は、
FXを「当て物」ではなく
確率と統計の世界として捉えるきっかけをくれました。


確率50%の土俵で「手数料分」だけ負けていくという事実

FXは、突き詰めれば「丁か半か」の世界です。

たとえば、
利確と損切りを同じ幅、上下20pipsに設定して
OCO注文(※1)を出したとします。

チャートも見ずに、
適当に買いボタンを押したとしても、
長い目で見れば勝率は理論上50%に収束します。

(※1:指値と逆指値を同時に出し、一方が成立したらもう一方がキャンセルされる注文方法)

つまり、
スプレッド(手数料)の分だけ、確実に負けていく

でも、ここで見方を変えると、
「ほんの少しでも自分に有利な条件」を作れれば、
この50%の壁を越えられる、ということでもある。

問題は、多くの初心者が
その「少しの優位性」を作る前に、

  • 欲に引っ張られ
  • 根拠のないエントリーを繰り返し
  • 気づいたら資金を減らして退場してしまう

という流れに入ってしまうことなんですよね。


「どの形か」より「どの通貨か」を先に見る

多くの人は、FXを始めると
まずチャートの形を覚えようとします。

  • 三尊
  • ダブルトップ
  • フラッグ
  • ヘッドアンドショルダー

もちろん、これらにも統計的な意味はあるようです。

でも僕的には、
初心者がリアルタイムのチャートから
それを正確に読み取るのは、かなり難しいです。
僕もまだあやふや。

そこで僕が注目したのが、
「通貨の強弱」という考え方でした。

1つのチャートを必死に眺めるよりも、

  • 今、どの通貨が買われているのか
  • どの通貨が売られているのか

という大きな流れを先に掴んだほうが、
論理的で、再現性が高いんじゃないか。

そう思いました。


面倒な比較は、人間がやらないほうがいい

とはいえ、
通貨の強弱を人間が手作業で比較するのは大変です。

ドル、ユーロ、円、ポンド……
それぞれの通貨ペアのチャートを見比べて、

「ユーロはドルより強いけど、
円に対してはどうだっけ……?」

なんて考えていると、
それだけで脳のメモリを消耗します。

こういう作業こそ、AIの出番です。

僕は今、
主要通貨(USD・EUR・JPY、そして最近はGBPも)について、
どの通貨が強く、どの通貨が弱いのか
AIに客観的に整理してもらっています。


日足200MAを使った、地合い重視の分析

詳細はすべて公開しているわけではありませんが、
この分析では日足の200MAを軸にしています。

日足の200MAは動きがとても緩やかで、
短期的なノイズや急変動に振り回されにくい指標です。

いわゆる「だまし」が少なく、
通貨同士の本来の力関係を見るのに向いていると感じています。

そのため、AIが示してくる
「この通貨は強い」「この通貨は弱い」という評価も、
あとからチャートを見返すと、

「たしかに、そうなっているな」

と納得できるケースが多いです。

もちろん、長い足なので、スキャルピング系の数分・数十分勝負使える情報じゃないです。
今の世の中での勢力図、そんな感じですね。


これは「勝つため」ではなく「負けないため」の道具

ひとつ、はっきりさせておきたいことがあります。

この分析は、
一発で勝てる魔法の手法ではありません。

むしろ、

変な負け方をしないための道具

だと、僕は考えています。

  • 地合いと逆の通貨を選ばない
  • 無理なエントリーを減らす
  • 相場と噛み合っていない勝負を避ける

そのためのフィルターとして使う。

結果として、

  • 大きく負けなくなり
  • 気づいたら資金が残っていた

そんな使い方が、一番しっくりきています。


「最強」と「最弱」の組み合わせで勝負する

たとえばAIが、

  • 最強通貨:ユーロ
  • 最弱通貨:円

と評価したなら、
見るべき通貨ペアは自然とEUR/JPYになります。

通貨ペア選びの段階で
すでに優位性がある。

これだけで、
適当にペアを選ぶより
勝てる確率は確実に上がります。

初心者にとって、
これは最低限持っておきたい優位性です。


難しいことは後回しで、まず「土俵」を整えよう

もちろん、
最終的なエントリータイミングは
1時間足などを見て判断します。

でも、主役はあくまでペア選びです。

僕はこのAI分析を、
少しずつ改良しながらブログで公開しています。

最近はGBP(ポンド)も加えたことで、
EURとGBPのような
「似た者同士の資金移動」も
見えやすくなってきました。


まとめ:FXは、必死に戦う場所じゃない

もし、

  • チャートの形が覚えられない
  • どこで入ればいいか分からない

と感じているなら、
一度チャートの読み方を忘れてみてください。
不要ということじゃないけど、一度手放してみる。

そしてまずは、

どの土俵で戦うか

という、
もっと手前で、もっと原理的な部分に
目を向けてみると楽になるんじゃないかなと。

僕のブログでは、
AIが弾き出した
「今、勢いのある通貨」をそのまま載せています。

それを眺めるだけでも、

「今は円を売っておけば、
大怪我はしなさそうだな」

そんな感覚が、
少しずつ身についてくるはずです。

僕のような初心者にとってのFXは、必死に戦う場所ではなく、
有利な波を見つけて、そこに乗るだけのゲーム

まずはその第一歩として、
AIが教えてくれる
「通貨の強弱」という視点を
取り入れてみませんか?

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